秦建日子作・演出舞台「月の子供」
月曜日に、下北沢の本多劇場で行われている舞台「月の子供」を観にいってきました。秦さんの舞台は、TAKE1以来、3度目。今回はマナカナや宮地真緒さんなど、ドラマやTVなどでよく目にする人たちによる舞台です。
物語の内容はというと…(以下、ネタばれ&筆者の推測あり)
ある少年は、教師からこう言われる。「月の子供を想像しよう。月には砂漠ばかりで海はない。また、引力が小さいから、筋力は弱く、地球に来たらぺしゃー、ってなってしまう。」だが、少年は自分の方が幸せとは思わなかった。少年は海が嫌いだった。また、ある女性は、会社に行くため駅にやって来た。だが、電車は満員で乗れなかった。そのころ、月でも、来ない(乗れない)電車を待っている老いた2人の男女がいた。
こんな感じでしょうか…。いや~、事前に作品を見ていたKeisukeさんから難解なストーリーと聞かされていて、パンフレットでも出演者の皆々が、台本を読んで、よく分からなかった、と答えているのだから、私がストーリーを理解できなかった、と書いても、別にはずかしいことではないのかもしれません。が、あえて、そこを理解したつもりになって、私なりの解釈を書いてみたいと思います。
以前観た秦さんの舞台でも満員電車が登場していました。一方で、秦さんは今回の舞台でも、開演前の諸注意(携帯の電源を切れ、等のお願い)を言うキャストに「私はセリフが無い役」と言わせるなど、頑張っても成果を得ることができない人をよく登場させています。つまりは、頑張っても乗れない満員電車はそういったことをあらわしているのではないでしょうか。頑張っても夢をかなえることができない人や、差別によって普通の人と同じような生活が出来ない人たち。そういったものを描きたいのではないのかな。そう秦さんの舞台を観るたびに思います。
そういった夢や普通生活のために頑張る人たちに秦さんがどういったメッセージを発しているのか。プッシュプッシュプルプル。そのセリフの後にその答えが隠されていたのではないのか。
そう思った次第です。







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